北欧神話ーガルム,ニーズヘッグ

花嫁イベの最中ですが、とにかく部屋をきれいにしたい。
マジカ?
いえ、リアルな話w
わたくしのメインルームに山ができているのです。2つほど。
内容が整理できてない本類の山でございます。
そのうちの1つが北欧神話関連。
定期的に来る人には「…なんか、増えてません?(造山中?)」と言われてしまいw
早急に片付けたい!
書棚に片付ければいいんですけど、片付けたら内容も頭から消えていくので、
その前に書いて整理するのがケバダチ流。
もちろん、部屋掃除しますけどね、山が右から左に移動するだけで、山が消えるわけじゃないんでw
スピードを上げて北欧神話に取り組みます!
(意気込みだけかもw)
 
ということで、興味ない人はスルーしてください。
 
  
ガルム
 
パペガルム

パペガでは第3階層にいる。
毛しか出さないのは牙が生えてないからだろう
という不名誉な噂をたてられることもあるガルム。
腰を抜かす遠吠えはするし、連続で噛み付いてくるし、
ロビー送りにされたこと数知れず。
運悪く出遭ったら、速攻でダイスを回したい(わたくしはねw)。
そんなガルム。
北欧神話の巨人族であり番犬。
犬では最高の犬であると、詩のエッダの中の1編に書かれている。
 
ユッグドラシルのトネリコ
これは樹木の最高なり、
そして船の中ではスキーズブラズニルが、
アースたちの中ではオーディンが、
そして馬たちの中ではスレイプニルが、

(こんな感じで最高のものをあげていて…)
そして犬たちの中ではガルムが、
 <「グリームニルのことば」44>

 

スレイプニルが馬では1番と以前も書いたが、
神界も人間界も含めた世の中で、1番の犬はガルムなんだね。
「番犬」なのは、門を守っているから。
どこの門かというと、ヘルの住むニヴルヘイム(ヘルへイム)への入口であるグニパヘッリルの洞窟。
この洞窟前につながれていた。
 
ガルム

 
不名誉な死(老衰や病死など)をとげた者たちは、ニヴルヘイムに行くことになっている。
なかなか遠い道のりだったようで、死者達の旅は困難を極めた、と書かれている。
 
まず死者は、険しい道を北へ向かう。
ギョル川がありギアラルという黄金の橋がかかっている。
そこを渡るのだが、モーズグズという少女がいて、彼女の眼鏡にかなわなければ通してもらえない。
(仏教でいう葬頭河婆(しょうづかばばあ)みたいなのかな?)
そして川を渡ると、凶暴な番犬ガルムが待っているんだ。
死者たちはガルムから逃れて洞窟へ入り、ニヴルヘイムへ向かう。
そこでは「病床」という名のベッドで寝起きし、「空腹」の皿、「飢え」のナイフで食事をしなければならなかったそうだ。
 
病死や老衰した後、こんな試練が待ってるなんて、きついわ〜><
「ガルムの口はいつも血塗られていた」というのは、つまり、・・・ひ〜・・・ということよね。
パペガは振り出しのロビーに送り返されるだけだから、ずいぶんと優しい設定なのかも。
うまく逃げて自分の割り当てられたニヴルヘイムでの部屋に着いても、
「空腹」の皿、「飢え」のナイフだなんて、安らかにお眠りくださいという感じじゃないわ。
こんな神話を信仰していたのなら、
「死ぬ間際に自ら体を傷つけて不名誉な死だけは免れようとした」
というのも納得いくよね。
 
さて、ガルム。
洞窟前にずーっとつながれていたが、ラグナロクでついに枷を引きちぎった。
ガルムは3度血だらけの口で吠える。
そして世界中をあばれまわり、ものすごい勢いではね飛ぶ。
ガルムが大声で吠え、鷲のフレスヴェルグが天空でさけぶと、
空が裂け、世界樹ユグドラシルは、根の先々まで震え動いた。

ガルムは他の巨人族と共に、吠えながら進軍していく。
めざすはヴィガルドの原。
オーディンたちの軍勢が待ち構えるそこに飛び込んでいった。

ガルムの前に立ちはだかったのはチュール(テュール)。
フェンリルにグレイプニルで繋縛させた勇敢なる軍神。
剣の神でもある。
彼の剣にはルーン(魔力のある文字)が刻まれていた。
フェンリル繋縛の際、右手を失っていたが、左手でも剣の腕は変わらないようだった。
多くの巨人たちをその剣でなぎ倒した。
だが、ガルムとは相打ちになった。
チュールの剣がガルムにとどめを刺したが、ガルムもチュールの喉を噛み切っていた。
おおうぅ。
 
このラグナロクの戦いはヴィガルドの原という話と、小島という話がある。
瀕死のファフニールが英雄シグルスの問いに答えるには、
 
「(前略)スルトとアースたちが
剣の水(血)を混ぜ合わす
小島はなんという名か」
 
「それはオースコープニルという。
そしてそこで神々はみな
槍をふり回すだろう。
ビルロストは砕ける、
彼らが通り去り
馬たちが河を泳ぐときに」
 <「ファーヴニル(ファフニール)のことば」14-15>
 
スノッリの散文のほうが説得力あるので、ヴィガルドの原の説をとるほうが多数派のようだ。

 
 
ニーズヘッグ
 
パペニーズヘッグ

ニーズヘッグNíðhǫggr(ニーズホッグ、ニードホッグ)
言語によって呼び名が変わるのは当然として、ゲルマンでは翼のある黒竜となっている。
スノッリのエッダでは蛇であり、蛇と共に棲む竜であるとか解釈も分かれる。
パペガではスノッリのエッダにそって、蛇の姿で4階層にいる。
北欧神話では神族以外は巨人に属するものが多いのだが(フェンリルなども巨人族)、
ニーズヘッグの所属は不明。
また、ほとんどが滅びるラグナロクでも、ニーズヘッグは生き残る運命となっている。
 
ニーズヘッグは世界樹ユグドラシルの1本の根もとに、非常に多くの蛇と共に棲んでいる。
 
世界
最も北のニヴルへイム(ヘルへイム)に伸びた根。
フェルゲルミル
ここ。
 
根はニヴルヘイムのフェルゲルミルという名の泉に伸びている。
この泉から多くの川が流れでているが、極寒の地だ。
凍える霧と暗黒の世界と言われる場所。
この泉の中で、ニーズヘッグは他の毒蛇とともに罪を犯した死者の肉をむさぼり食っている。
死者の肉に食べ飽きると、宇宙(この世)を傷つけたい気持ちを抱きながら、
ユグドラシルの樹の根そのものをかじる。
 
ユッグドラシルのトネリコは
ひとの知るより大いなる
難儀にくるしめり、
その上を牡鹿が囓じり
幹は朽ち
その下はニーズホッグが噛みへらす。
 <「グリームニルのことば」35>

 

ユグドラシルはガルムであげた詩にあるように、
木の中で最大で最良のものだ。
生命の象徴でもあったようで、古詩「フィヨルスヴィズの歌」には、その実を煮込んで食するとお産の助けになると語られている。
巨大ゆえに、様々な生き物が棲んでいて、中には若葉を貪る4頭の牡鹿や、根をかじるニーズヘッグがいた。
それらの害によってユグドラシルが枯れてしまうのを防ぐため、
ノルン(妖精族や小人族などから構成する、人々の運命を定める女神)たちによって世話がされいているぐらいだった。
 
ニーズヘッグと牡鹿
(宇宙樹のもとで闘う蛇と獣 8世紀、ウルネス教会、ノルウェー)
 
これはニーズヘッグと、4頭の牡鹿のうちの1頭が、たがいに噛み付いて闘ってる壁面彫刻。
牡鹿4頭にそれぞれ名前があるのだが、どれなのかはわからない。
宇宙の根源で生死をかけた闘争が映し出されている木彫り作品だ。
 
さて、ニーズヘッグが竜である説のほうに、おもしろい後談がある。
ニーズヘッグはとにかく貪欲に死者を食しつづける。
ラグナロクではスルトの放った炎で、多くの神族も巨人族も滅びていくが、
なおも、ニーズヘッグは食しているw
世界のすべてが焼かれ、何もなくなったようだった。が、
やがて、海から緑したたる大地が現れ、世界が新生していく。
 
そこに黒き竜が、
飛び来たる。
きらめく蛇は下なる
ニザフィヨッルから。
ニーズホッグは屍を
おのが翼にのせ運び
平原の上を飛ぶ。
いまや彼女〔巫女〕は沈むだろう。
 <「巫女の予言」66>

 
ニーズヘッグは貪欲に死者を食らい続け、ラグナロク後の死者の魂を乗せて舞い上がる、というものだ。
しかし、その重さに耐え切れず墜落したというw
まぁ、これもニーズヘッグではなく、預言する巫女の意識のことだという説もあるのだが、
死者を食らう恐ろしいばかりのニーズヘッグに、笑える話でわたくしは嫌いじゃない^^
 
 
ガルムとニーズヘッグに関してわたくしが知ったのはこのぐらい。
他の詩編でも手に入れたら、新たな情報も加えられるかもしれないけれど、
パペガでのガルムやニーズヘッグは、だいたい上の情報から設定されてるんじゃないかなと思う。
 
ガルムの3連続かみつきとかって、ダメージ大きくてひどいわ〜と思ってたけど、
3度吠えたというのに呼応してるよね。
遠吠えで恐怖に震えるとか、神話での特徴を移植しているほうじゃないかな。
ニーズヘッグもたくさんの毒蛇と棲んでいたのだから、きっと自身も毒をもっていただろうと想像できる。
石化しちゃう黒い液を吐くのも毒蛇っぽいしね。
とにかくすぐ呑み込んでくるところなど、貪欲に死者を食しつづけた、というところから来たのかな。
それぞれちゃんと神話に沿った攻撃パターンのようだとわかり、なるほどと頷いた。
 
とはいえ、彼らに会ったら、やっぱり一目散にダイスを振りそうだけどねw
 
 
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No title

18階層のマーナガルムとの関連も、ケバダチさんなりの
解釈をお聞き願いたいところですねぇ。

自分なりの解釈としては、ガルムとマーナガルムは兄弟(兄妹? 姉妹?)みたいな関係では、と。

マーナガルムの素材(牙や毛)からできるアイテムに「狼少女の~」とかが出てるから、なんとなくね。

ちなみにマーナガルムにも腰ぬけ遠吠えや3連噛みつきが存在するけど、あんまり範囲が広くないためか怖くないんだよね^^;

聖冠さんへ

マーナガルムはですねぇ・・・
わたくしの持ってる資料にその記載はほとんどないんですよ。

単純にその名前を目にした時は、マーナという女性品詞がついてるから、ガルムの♀版だと思いましたw
でもスウェーデンにマーナガルムというメタルバンドがいまして、女性っぽさ皆無。彼らは当然北欧神話からバンド名をつけたそうですが、いやいや、すごいです。演奏は吠えまくりw まさに狼の頂点に立って吠えてる感じです^^;

それで改めて資料をみますと、スコルとハティが太陽と月を呑み込んだとするものと、フェンリルが太陽、マーナガルムが月を呑み込んだとするものと、2パターンがあるというのがわかりました。

神話の地元スウェーデンのバンドが狼の長のマーナガルムとイメージで活動していることを考えると、太陽と月の呑み込みは後者説が強いのかなと思ったり。でも、フェンリルというのはフェンリルに対する固有名詞としての扱いと、狼全般を指す使い方もあるので、後者は前者のスコルとハティをさすことだと解釈するのも決して間違いじゃないんですよ。

で、パペガでのそれは、かなり単純に、わたくしの第一印象をそのまま持ってきてるようにも思いますw
スクショ改めてみたら(まだ整理してないw)マーナガルムって白いですよね?
まぁ、月の狼ってことでもあるけど、月も女性を指す言葉だから、ガルムの♀版って設定なのかと。攻撃範囲が狭いのも♀だからってことになるでしょう。

今のところ、そんな風にみてます^^
ケバダチNOW

何でも自分で作れると思ってて、失敗してもへこたれない
ケバダチです♪
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