北欧神話ーフレースヴェルグ&スコルとハティ

また新階層のボスと北欧神話の話。

フレースヴェルグ
 
フレースヴェルグは第8階層のラストマスにいる。
 
フレースヴェルグ
 
弱々のわたくし。
フレさんと何度も新階層に挑戦しましたが、第8階層の数マス目が最高記録w
たいがい第7階層を歩いてるうちにロビーにいて、やがて新階層をあきらめておりました。
だから、8階層からはスクショなどもってないはずですが、、、
あるのです!
なんと。
2ヶ月ほど前に行ってきたのです!
強い人に最後の最後まで連れていってもらいまして、それなりにスクショ撮ってきたのです!
ビックリでしょw
もちろん、撮り忘れもかなりあるのですがw
このフレースヴェルグも自前のスクショでございます。
写ってる精霊たちは、もちろん、その方のもの。
わたくしは、邪魔にならないよう、時々弓を放っていたぐらいでございますw
(その説はお世話になりました。
北欧神話のまとめがおわったら、wikiにちょっとでも画像アップしたいと思ってますです)
 
ということで、この鷲が、どんな特性をもって、どんな攻撃をしてたかなんて、ま〜ったくわかっていないのです。
見てたはずなんですが、さっぱりですw
5階層までのボスなら、神話に則した攻撃だなと感心することもできたのですが、もう、全くわかりませんw
 
さて、神話のフレースヴェルグ。
持ってる資料では、ほんの一部しか記載がありませんでした。
 
「(略)答えてください。波の上をわたる風がどこからくるのか。誰にも風そのものは見えないのだが」
「フレースヴェルグという巨人が、鷲の姿をして天の一角にとまっているその翼からすべての人々の上に風がやってくるといわれるのだ」
 <「ヴァフズルーズニルの歌」36,37>

 
フレースヴェルグというのは「死体をのみこむ者」「死体を貪り食う者」という意味。
「ギュルヴィの惑わし」でも、このヴァフズルーズニルの歌を引用し説明している。
 
(略)天の北の端に、フレースヴェルグという名の巨人がいる。これは鷲の姿をしていて、飛びたとうとして羽を広げると、その翼の下で風が起こるのだ。(略)
 <「ギュルヴィの惑わし」18>

 
この程度で、他のエッダやサガに登場してる気配はない。

ガルムの記事に書いたが、ラグナロクで叫んでいるようだ。
「巫女の予言」には
en ari hlakkar,
鷲は叫び

という文字だけある。
ガルムが吠え、フレースヴェルグが叫び、天が裂かれる。
という文章をどこかからか引用したんだが、只今行方不明w
逆に、この「巫女の予言」の鷲=フレースヴェルグを指すとは限らないという解説書は見つかったw
まぁ、研究者によって解釈はいろいろなんで、どちらが正しいと読むかは個人に任せます。
 
特に目立った存在ではなさそうだけれど、パペガで採用されたのはどうしてだろうね。
北欧神話では狼のほうが身近だったようで、そればかりじゃつまらないから、他の動物も出していった、ってことかな。
それなら、フレイヤなど猫戦車をもってたんだから、猫も悪くなかったと思うが、名前が見つからないから採用できないかなw
 
フレースヴェルグは「天の北の端」にいた。
ということはニヴルヘイムにいたのかもしれない。
東、または北寄りに巨人族の世界ヨトゥンヘイムがある。
そこよりさらに北の極寒の地にニヴルヘイムがあり、その地下はヘルの住まうニヴルヘルがある。
「天の北の端」というのだから、このニブルへイムの地上高いところに、このフレースヴェルグがいたということじゃないかな。
 
このニヴルヘイムというのは、神々が生まれるよりも前からあった世界で、寒さやすべての気味の悪いものの源とされている。
北欧に住む人々にとって、北風というのはできれば避けたいものだろう。
冬なんか痛い寒さだろうね。
 
寒さと気味の悪いものを同居させた風を起こすもの、と考えた時、腐肉も平気で食べるスカベンジャーのカラスが適役かとわたくしは思ったんだけど、カラスの羽ばたきじゃ弱いかもしれない。
鷲は死肉も食べるけれど、腐肉は食べなかったと記憶してる。
けど、その大きな体と翼が起こす羽ばたきは迫力あって、カラスじゃ到底及ばないよね。
鳥の事典を出すのが面倒なので調べられないけど、寒い地方に行くほど動物は大きくなるから、鷲も日本のそれより大きいはず。
北欧の人々が普段目にする鷲よりも、巨人としてもっと大きい鷲を想像して、それが羽ばたいて風を自分のところまで吹かせているんだ。
南の端、じゃなくて北の端であるからこそ、説得力あるだろう。
昔の人々は、畏敬をもって語り部から聞かされてたんだろうなぁ。

パペガwikiを見たら、フレースヴェルグの攻撃に「風が強い」ように書いてあった。
ちゃんと神話の特徴を入れてるんだね^^
 
 
スコルとハティ
 
第9階層ラストマスにスコル。第10階層ラストマスにハティがいる。
 
スコル
  
この赤い狼が多分、スコル、だよね?
対になってる狼のスクショがないw
撮り忘れみたいだw
何のメモもせずにスクショだけ貯めてあるんで、ハティかもしれないけど、多分スコル。
ハティなら、もっと涼しげな色合いにすると思うから。
(だよね? wiki充実させてくれれば迷うことないのに〜w)
 
というのも、スコルは太陽を。ハティは月を追いかける狼。ということになっている。
北欧神話には狼がいくつも登場する。
パペガでもそれなりに登場させてるけど、狼のデザインをその数だけって難しいよねw
この二頭に関しては色違いの亜種としてもおかしくないし、きっとそうだったんだと思う(姿を見たのは2カ月前なもので、すでに忘却の彼方に飛んでいってしまったw)
 
森を守るため、輝く神(太陽のこと)を追う狼はスケル(スコル)という。もう一頭の狼は、フローズヴィトニルの子ハティで、麗しい天の花嫁(太陽のこと)の前を走らねばならぬ。
 <「グリームニルのことば」39>

 
「森を守るため」という言葉が最初にきてる。
北欧神話に世界創造時、オーディンと兄弟たちが世界を作り上げた。
灼熱の世界ムスペルスヘイムから飛来した炎(火花)から、太陽や月や星などを作ったんだ。
焼き尽くす力のある炎から作られた太陽だから、「森を守るため」という言葉がくるのだろうか。
 
太陽と月
 
太陽が作られた最初は、上も下も、天も地も照らすように、奈落(ギンヌンガガプ)の真上の天の中ほどにおいた。
あらゆる光に(星のことだろう)その場所を決め、あるものは天に置いたが、あるものは、天の下を動き回っている。
(北極点に近い星と、離れた星では動きが大きく違うから、そのことだろうと思う)
 
月の道づれ
太陽が南から
天のふちの上に
右の手を投げ置いた。
太陽は知らなかった
自分がどこに館をもつのか、
月は知らなかった
自分がどんな力をもつのか、
星たちは知らなかった
自分がどこに位置するのか。
 <「巫女の予言」5>

 
オーディンたちが作った太陽や月や星たちの一部は、ひとりでに自分の場所を決めたものもあるが、その後、彼らに神が場所を定め、軌道を決めている。
それ以来、昼と夜が分けられ、年月が数えられたと古くからの知識に言われている。と「ギュルヴィの惑わし」などで解説されている。
 
またその頃、ある父親がいた。
子どもが二人いて、とてもきれいで美しかったので、息子のほうにマーニ(月)と名付け、娘のほうはソール(太陽)と名付け、娘の方は男に嫁がせた。
このことに神々が激怒するんだ。
なんて図々しい名付けなんだ、と怒ったんだろうか。
その兄妹をとりあげて、名前のとおり天に据えちゃうんだ。
ソール(太陽)には太陽の車をひく馬たちを追わせる。
マーニ(月)には月の運行をつかさどり満ち欠けを決めさせる。
 
太陽をひっぱる馬
「太陽をひっぱる馬」「太陽の戦車」 初期青銅器時代(紀元前1400年頃) デンマーク博物館、デンマーク
 
 
金をほどこして輝く太陽を表現し、馬についた車輪は、回る太陽の動きを現しているのだそうだ。
神話ではこの馬には名前がありアールヴァク(早起き)とアルスヴィズ(快速)の二頭が引っ張ってることになっている。
 
太陽の運行は早いですね。まるで、おびえているみたいです。殺されるのが怖いのに、これ以上早くは進めないといいたげに」
すると、ハールが答えた。
「太陽が猛烈に急いでいるのは何も驚くに当たらない。追跡者がすぐ後から迫っているからな。逃げるよりほかに手立てがないのだ」(略)
 <「ギュルヴィの惑わし」12より>

 
この追跡者がスコル。そして月を追いかけるのがハティ。
 
1024px-The_Wolves_Pursuing_Sol_and_Mani.jpg
「The Wolves Pursuing Sol and Mani」 1909、 J. C. Dollman
 
 
このままスコルとハティが追いつかなければいいのに、追いついて呑み込んでしまう時がくる。
それがラグナロクだ。
太陽を呑み込んでも平気なスコル。
月を呑み込んでも平気なハティ。
パペガwikiを見たら、スコルは火系攻撃すると回復するんだね。
太陽を呑み込んでも平気、にしてあるんだね。
今度、行ける時がきたら、水の武器で1回ぐらいダメージ与えてみたいもんだわw
 
さて、スコルが太陽を呑み込むはずが、フェンリルが呑み込むと解釈したお話もいくつか目にしている。
以下は、そう解釈したわけもわかるが、違うと思う理由をメモした。
わかりにくいと思うので、さらにスルーしてくださいw
 
 
 
前述した「グリームニルのことば」にハティは「フローズヴィトニル」の子と書かれている。
この「フローズヴィトニル(Hróðvitnir,)」というのは「悪評高き狼」という意味なので、フェンリルのことを指すと解釈もできる。
また「ギュルヴィの惑わし」ではハティを「ハティ・フローズヴィトニスソン」と呼んでいて、「悪評高き狼の子」すなわちフェンリルの子と強調しているようにも読める。(違うかな? 言語センスのないケバダチなので自信はないですw)
多分、この名前から、ラグナロクではフェンリルが太陽を呑み込んだ。という話が派生したんじゃないかと思う。
けれど、「ハティ・フローズヴィトニスソン」と呼んだ「ギュルヴィの惑わし」でその狼の一族が語られ、「巫女の予言」のフェンリルの一族と同じように書かれているからと、このフェンリルをあのフェンリルと固有名詞解釈すると、フェンリルの出生がおかしくなってしまう。(フェンリルはロキとアングルボサとの子)
ということはこのフェンリルは狼全般を指す普通名詞として読むべきじゃないかと思う。
スノッリがすでにまとめられていた「巫女の予言」やその他のエッダを下地に散文形式でかいたエッダは、わかりやすくとても素晴らしい作品だけれど、二次創作になってるだけ、意図的にか、あるいは単純に間違えてまとめてしまったところもあるかな。と思う。
太陽を呑んだのはスコルでありフェンリルでない。
月を呑んだのはハティでありマーナガルムではない。
と解釈すべきと思うケバダチです。
 
 
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No title

そもそもスコルとハティは幻日のことであって月を飲み込む狼は存在しないのではないかという解釈も

電子の海から名無し様さんへ

わお幻日ですか!
北欧なら見ることもあるようですし、幻日からスコルとハティの話が生まれたのですね? 美しくもロマンチック♪
神秘的な自然現象から美しい娘の話が生まれ、狼を登場させることで劇的な演出と改編させられていった可能性もありますよね。
アドバイスコメントありがとうございます。
ケバダチNOW

何でも自分で作れると思ってて、失敗してもへこたれない
ケバダチです♪
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